第8番札所 金剛の滝観音堂

(こんごうのたきかんのんどう)
ご本尊:千手観世音菩薩
ご真言:おん ばざら たらま きりく
第10番札所を奥に進むと『第8番金剛の滝観音堂』があり、草木や四季の花々が参拝者を迎えてくれる。もともと篠栗駅近くに下町観音堂としてあったが平成15年(2003)に移転した。
金剛の滝は地元の人の乞いを入れて、不動滝の横に大日大聖不動明王を祀る不動堂を建立、修禅歓法の道場として滝行場を創った。
平成15年の移転に伴い、金剛の滝観音堂となる。二間四面の堂内は元の本尊大日大聖不動明王、8番本尊千手観音、弘法大師を祀る。
滝の高さは7m、身の丈6尺8寸の大不動明王が守り、滝水は山の伏流水で水量も多く清冽である。滝行を終えた人はストーブを囲み、守堂者夫人が振る舞う薬用茶で冷えた体を温めている。
お堂前の淡島明神堂の前に小さな石の鳥居「くぐり鳥居」を腹這いになってくぐる。淡島さまは女性の守護神である。
基本情報・サービス
ご朱印は右側休憩所
住所
札所住所:福岡県糟屋郡篠栗町篠栗2731-4
アクセス
JR篠栗線「筑前山手」駅から徒歩約50分車約10分
第10番札所「切幡寺」より70m
第38番札所「丸尾観音堂」より220m
駐車場