第68番札所 岡部神恵院

(おかべじいねいん)
ご本尊:阿弥陀如来
ご真言:おん あみらた ていせい から うん
10番切幡寺より荒田高原に向うと、次のカーブに『第68番岡部神恵院』がある。もともとこの地から山を少し下った谷川沿いにあったが、高齢化とお堂が全焼、本尊も焼失し、平成8年(1996)現在地に移転、現守堂者に託された。
前守堂者の辻田ツルヨ尼は火災の責任を感じ金箔塗の阿弥陀如来を奉納した。現在の本尊である。
堂内の石像は火災の跡から運び出されている。また、釘抜き地蔵は霊験あらたかで、お札を求める参拝者が多い。
岡部神恵院は大正9年(1920)福岡市姪浜から明覚尼と信妙尼の尼僧がやってきて、従姉妹同士の二人は協力して岡部に寺を開き札所となる。
基本情報・サービス
ご朱印は堂内
住所
札所住所:福岡県糟屋郡篠栗町篠栗2586-5
アクセス
JR篠栗線「筑前山手」駅から車約8分
第46番札所「岡部薬師堂」より135m
第10番札所「切幡寺」より330m
駐車場