第67番札所 山王薬師堂

(さんのうやくしどう)
ご本尊:薬師如来
ご真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
筑前山手駅より旧道を下っていくと『第67番山王薬師堂』がある。昔、この道が博多から飯塚に向う国道(201号)であった。
道を半分覆う樹齢百年を超す高野槇と銀杏の大樹が目印になる。
薬師堂は一間半四面の小堂であるが見事な寺院建築で、明治40年(1907)に大工棟梁三宅平太郎による建立、築後百年以上たつお堂である。
堂内は中央に開創当時の石仏薬師如来。脇に金仏薬師如来と阿弥陀如来を祀る。どちらも福岡市浜口町(現・下呉服町)のご信者が寄進された。 お堂の前は、参拝者が雨天でもお詣りしやすいように屋根が掛けられている。
境内には、釈迦如来、弘法大師や十三仏堂などが並び清々しく静かな霊域を作り出している。
基本情報・サービス
ご朱印は堂内
住所
札所住所:福岡県糟屋郡篠栗町篠栗2341
アクセス
JR篠栗線「筑前山手」駅から徒歩約7分
第9番札所「山王釈迦堂」より240m
第77番札所「山王薬師堂」より430m
駐車場