第17番札所 山手薬師堂

(やまてやくしどう)
ご本尊:薬師如来
ご真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
78番より山手駅の方に戻り、川沿いを進むと「かどや旅館」。隣の駐車場の奥に『第17番山手薬師堂』がある。
薬師堂は十数段の石段を上がると二間四面の本堂がある。本尊の金仏薬師如来と旧本尊薬師如来と弘法大師が祀られ、お堂は大正12年(1923)博多・旧大浜町の今村菊吉氏の発起による寄進という。大師像は翌13年(1924)に博多・旧人参町在住の山田帯革製造所の寄進。左右の木造金箔の十三仏は大正15年(1926)に同じ旧人形町在住の山田吉之助、手嶋一雄両氏の発起で奉納された。
薬師堂は代々遍路宿「若松屋」を経営していたが。現在四代目である。
また国道から多々良川にかかる橋の駐車場の上には、篠栗霊場の振興に尽力された木原喜造翁の顕彰碑がある。
基本情報・サービス
ご朱印は入口右側
住所
札所住所:福岡県糟屋郡篠栗町篠栗2133
アクセス
JR篠栗線「筑前山手」駅から徒歩約3分
第78番札所「山手阿弥陀堂」より300m
第20番札所「鶴林寺」より1020m
駐車場