第42番札所 中ノ河内仏木寺

(なかのこうちぶつもくじ)
ご本尊:大日如来
ご真言:おん あびらうんけん ばざら だどばん
14番二ノ滝寺を上っていくと『第42番中ノ河内仏木寺』がある。周りはちょっとした見晴らしで眺望抜群の札所である。
札所は、山王岡部にあったが昭和31年(1956)に現在地に移った。境内は檜林を背にして広々とし、二間四面の堂内には、本尊大日如来と弘法大師が祀られる。本四国仏木寺の由来にちなみ、牛馬安全、家畜守護に関する祈願証が納められている。以前、専ら牛馬力や人力に頼った時代は、地元に必要不可欠のお堂だった。
お堂周りには、十三仏、子安観音、大日如来、波切不動明王や生目八幡神社もある。ここは眼病と牛馬守護、農村生活で最も身近な神仏混淆の霊地ともいえる。
基本情報・サービス
ご朱印は堂内
住所
札所住所:福岡県糟屋郡篠栗町篠栗2007−4
アクセス
JR篠栗線「筑前山手」駅から徒歩約30分、車約5分
第24番札所「中ノ河内虚空蔵堂」より420m
第30番札所「田ノ浦斐玉堂」より1000m(竹林山越え)
駐車場