第70番札所 五塔ノ滝観音堂

(ごとうのたきかんのんどう)
ご本尊:馬頭観世音菩薩
ご真言:おん あみりと どはんば うんぱった そわか
鳴渕ダムを上流に上ると五塔の滝に着く。ここに『第70番五塔の滝観音堂』がある。
篠栗耶馬渓である五塔の滝は高さ20mの滝で五つに折れ曲がり流れ落ちるので五塔の滝と名付けられた。辺りは深山幽谷の趣である。
守堂者の先祖は、篠栗霊場開基者藤木藤助翁と共に四国霊場を巡拝し、霊砂を持ち帰った六人衆の一人古屋藤三の曽孫に当る。
以前は「樹芸の森」付近に祀られていたが、現在の地に移転した。お堂は火災で全焼し、平成9年(1997)に建て替えられた。
頭上に馬頭を載く馬頭観音は畜生道を救う観音さまで、牛馬を動力源としていた昔、農村地区で多く祀られ大事にされていたのはそんな理由からである。
基本情報・サービス
ご朱印は堂内
住所
札所住所:福岡県糟屋郡篠栗町金出3244-9
アクセス
JR篠栗線「筑前山手」駅から車約10分
第47番札所「萩尾阿弥陀堂」より2000m
第44番札所「大宝寺」より2000m
駐車場