第3番札所 城戸釈迦堂

(きどしゃかどう)
ご本尊:釈迦如来
ご真言:のうまくさんまんだ ぼだなん ばく
城戸の信号から南蔵院参道に入り、すぐ左手に『第3番城戸釈迦堂』がある。以前は、参道を上がるお遍路さんを迎えるように国道側を向いていたが、札所横に建つ「女人天生堂」建立に伴い、現在の位置に移築された。札所前には小さな池があり、亀やメダカが泳ぐ姿が見られ、四季折々の花々が咲く。本尊の釈迦如来は座像であり説法をしている姿で、迷いの世界から導く仏である。両脇には真鍮製の千手観世音菩薩、阿弥陀如来が祀られており、古くから信仰されている。以前は大正時代に奉納された十三仏があったが、移築に伴い、現在はJR城戸南蔵院前駅南側の「月見山庭園」上に安置されている。札所横の「人天生堂」の堂内は、夜空をイメージした祭壇が設けられ、様々な福徳を授ける女神が迎える。向かって右から、諸芸上達の神「技芸天(ぎけいてん)」、福徳を授けてくれる「吉祥天(きっしょうてん)」、長寿や厄除けの功徳を授ける「弁財天(べんざいてん)」が祀られている
基本情報・サービス
ご朱印は堂内
住所
札所住所:福岡県糟屋郡篠栗町篠栗986
アクセス
JR篠栗線「城戸南蔵院前」駅から徒歩約3分
第13番札所「城戸大日堂」より170m
第31番札所「城戸文殊堂」より40m
駐車場