智全尼の時(明治25年)に地域の方々より四十番札所を寄進された「一ノ滝寺」。四季折々の特色ある表情を彩る山寺だ。
ここには500以上の大小様々な仏像が祀られており、特に羅漢石仏の数と種類には目を見張るものがある。羅漢石仏の中には一億円の札束を持って笑う石仏や、安全第一と言わんばかりにヘルメットを持った石仏までが安置され、バラエティに富んでいる。ここを訪れた際には、自分にソックリな羅漢石仏を探してみるのも良いだろう。
また、ここのもうひとつの見所としては男滝と女滝があり、祈願成就には男滝、精進潔斎には女滝が良いとされている。
ちなみに、8月のお施餓鬼と大晦日には境内に約1,000本ものロウソクが灯るので、神秘的な空間や時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
毎月21日正午より護摩供養を行っている。